主要なAIエージェントフレームワークのリンク集
Table of Contents
世は大AIエージェント時代なのだが、主要なフレームワークだけでもたくさん存在する。
そんなわけで、今後調査するときのためにリストアップしてまとめておく。
AIエージェントフレームワーク リンク集
生成AIへ渡しやすいようにまとめたリンク集。
- OpenAI Agents SDK(OpenAI)
- Agent Development Kit(Google)
- Pydantic AI(Pydantic)
- GitHub: https://github.com/pydantic/pydantic-ai
- ドキュメント: https://ai.pydantic.dev/
- Strands Agents(AWS)
- Claude Agent SDK(Anthropic)
- LangGraph(LangChain)
- Mastra
- GitHub: https://github.com/mastra-ai/mastra
- ドキュメント: https://mastra.ai/ja/docs
- AutoGen(Microsoft)
- Vercel AI SDK(Vercel)
- GitHub: https://github.com/vercel/ai
- ドキュメント: https://ai-sdk.dev/
- Microsoft Agent Framework(Microsoft)
傾向の分析・推測
フレームワークの傾向を分析・推測したもの。(全てを網羅的に調査・分析したものではなく、推測を含むため注意)
また大きく3つにカテゴライズするとしたら、クラウドベンダー由来のもの、モデルプロバイダー由来のもの、フレームワークやそのコミュニティ由来のもの、という3つに分けられるだろう。1
全体
全体的な傾向として、Pythonで作られているフレームワークが圧倒的に多い。
またAIエージェントの大枠はエージェントループが実装に用いられているものが多い。
そのためモデル・システムプロンプト・ツール定義がAIエージェントを実装する上で重要な要素となる。
クラウドベンダー系
クラウドベンダーが、自社のクラウドをたくさん使ってもらえるように想定して作られたもの。
クラウド環境との親和性を高め、AIエージェントを簡単にデプロイできるようになっている。
しかしそのレールから外れたとき(他の環境へデプロイしたい場合)に、それが可能か、またどの程度の恩恵があるかは要精査。
- Strands Agents:AWS(Amazon Bedrock AgentCore)へのデプロイを想定して作られている
- Agent Development Kit:GCP(Agent Engine)へのデプロイを想定して作られている
モデルプロバイダー系
自社のモデルをたくさん使ってもらうために作られたもの。
- OpenAI Agents SDK:OpenAI社、GPT系
- Agent Development Kit:Google社、Gemini系
- Claude Agent SDK:Anthropic社、Claude系。Claude Codeがベース
他社のモデルが利用可能な構成になっているかどうかは調べていないが、考慮されていないと考えたほうがよいだろう。
フレームワーク系
この中に、大きく以下の2パターンがある。
- AI(エージェント)機能を提供するために開発されたもの
- 既存のフレームワークにAI機能を付与したもの
以下のフレームワークは、これらの分類に該当するだろう。
- Pydantic AI:Pydanticコミュニティから開発されたもの。2.に該当
- LangGraph:LangChainコミュニティから開発されたもの。1.と2.の中間に該当
- Mastra:AIエージェントフレームワークとして開発されたもの。1.に該当
ただしAgent Development Kitのように、複数に属するものも存在する ↩︎