1on1を体験して学んだこと

先日、初めて1on1を体験しました。
1on1についての勉強も兼ねてだったのですが、学びが多かったので忘れないようにまとめておきます。

学んだこと

まず1on1を実際にやってもらい、体験しました。
事前に書籍を読んではいましたが、実際に体験してみないとその重要性が感じられない点も多くありました。

オウム返しの絶大な効果

オウム返しは傾聴のテクニックとしてよく挙げられます。
1on1の書籍にもオウム返しが有効であることは書かれていたので、そういう反応をされるんだろうなーとは予想していました。
その上で1on1に臨んでも、いざオウム返しにされると「聞いてくれている!」と感じられることに大変驚きました。

オウム返しは1on1に限った話ではないので、相談に乗るときなども積極的に使っていきたいと感じました。

自分・問題・上司と向き合う時間

1on1は、自分や問題と向き合ったり、上司と向き合うための時間だと感じました。

業務で忙殺される中、自分や問題と向き合う時間をしっかりと取っている人は多くないと思います。
だからこそ1on1は経験から学ぶために、自分や問題と向き合う時間を取ることに意味があるのだと感じました。

また、上司とほとんど会話をせずに一日が終わってしまうことも珍しくないと思います。
もし1on1が実質的に相談や報告の場になってしまったとしても、それは普段のコミュニケーションが不足しているということであり、それはそれで有意義なのだと思います。

普段、業務で忙しいからこそ1on1が必要になるのだと強く感じられました。

上司が目の前にいることで、本気で答えを出そうとする

1on1では上司が直接アドバイスするようなことはしません。
それなら1人でやっても同じなのでは…と思っていましたが、目の前に上司がいること自体に意味があることが分かりました。

一人でふりかえりの時間を取ることもありますが、1on1の方が圧倒的に思考が働きます。それは上司が目の前にいるからです。
言ってしまえばたったそれだけのことなのですが、上司が目の前にいるだけで、必死に考えて答えを出そうとします。
なぜわざわざ上司と1on1をやるのか、その理由はこの「必死に考えて、本気で答えを出そうとすること」にあると感じました。

沈黙の重要性

沈黙がいかに重要なのかということは、体験するまで分かりませんでした。
結論から言えば、1on1で沈黙の時間は部下が考えている時間なので、上司はそれを邪魔してはいけません。
上司が話し始めると、部下は「それに答えればよい」「頷けばよい」と思ってしまい、思考を止めてしまうことになります。

実際、1on1の中で沈黙になると「上司が何か言ってくれたら楽になるのに…」と感じることもありました。
もしここで上司がなにか話し始めると、部下は思考を止めてしまうことになると思います。
沈黙が続けば続くほど、部下は「何か話さなければ気まずい」と思って必死に思考を働かせるので、効果があります。

なお、沈黙が30秒ほど続いたときは、上司から「今考えてたこと、話してみて」と言えば、スムーズに話が展開できるようです。

教えてもらったこと

1on1を体験した後、1on1に関する疑問点をいろいろ聞いてみました。
得られた回答が正解とは限りませんが、自分なりに得るものがありました。

答えを誘導してはいけない

部下が出した答えに対し、「それだよ!」という反応はNG。
部下は「あー、そこに誘導したかったのね」となってしまい、自分で答えを出したことにならない。
「そうだよね」という頷きであればOK。

自分で解決できる問題にフォーカスする

1on1でどの問題をターゲットにすべきかを聞いてみた所、「自分で解決できる問題にフォーカスしたい」とのことでした。
チームの問題など、他人が大きく影響するようなものは1on1には不向きなようです。

頷きのテクニック

オウム返しは効果が大きいが、それだけだと本当に露骨になってしまうので、他の頷きも聞いてみました。
相手の言ったことを言い換えたり、「それって、どういうこと?」「詳しく聞かせて!」という言い回しが使えるようです。

心理的安全性の確保

アドバイスがしたくなった場合はどうすればよいのか?ということを聞いてみました。
結論としては1on1はコーチングであり、聞くだけの場所とすべきということでした。
もし具体的にアドバイスやティーチングがしたくなった場合でも、別途時間を取ったほうがよいようです。
その理由は、そうしなければ1on1の心理的安全性が失われるから、とのことでした。

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