移動時間を活用するためにLet'snote RZ8を買ってみた
外出時に使うノートPCとして、2019年春モデルのLet’snote RZ8を買いました。
移動時に使ってみたら予想以上によかったのでメモ。
スペック
購入したのはCF-RZ8BDFQRです。
公式サイトはこちら。
- CPU:Core m3-8100Y(Passmark)
- RAM:8GB
- バッテリー:11.5時間
- ディスプレイ:10.1型、1920x1200、タッチパネル
- OS:Windows 10 Pro
- 重量:750g
用途
購入した一番の理由は、新幹線などの移動時間を生産的な時間にして有効活用するためです。
以下のような用途で使っています。
- VSCode + Hugoでブログ執筆
- STS使って技術調査、動作検証、簡単なプログラミング
- 勉強会やカンファレンスの時に調べながら聞いたり、メモしたり
使ってみた印象
実際に使ってみた、定性的な部分です。
よかったところ
- バッテリー
- ほぼ一日使える
- 不要時は外して使えば劣化防止できる
- 劣化しても交換可能
- 薄型バッテリーなので、スペアを買って持ち歩くのもあり
- 携帯性
- ACアダプタは携帯用のコンセントあり
- 軽量・小型なので小さいカバンへ入れたり、社用PCとの2台持ちも容易
- ディスプレイ
- 高解像度
- 視野角がとても広い1
- ノングレアで見やすい
- 操作性
- タッチパネルで画面スクロールが快適
許容できるところ
- 操作性
- キーボードはやや小さめだけど、慣れそう
- パフォーマンス
- CPUはやや非力だが、STSなどのIDEも動く
- メモリも一応足りる
- ディスプレイ
- 小型・高解像度だけどギリギリ読める
ちょっと残念なところ
購入を悩んだ機種
以下の機種と比較して、どれにしようか迷いました。
- Surface Proシリーズ
- iPad Pro
- Macbook Pro
しかし以下の点を考慮すると、結局Let’snote以外の選択肢はありませんでした。
- タブレットはバッテリーの劣化防止や交換ができないこと
- タブレットはキーボードの操作性がどうしても劣ること
- 10.1型前後のサイズの端末はほとんどないこと
- タッチパネル対応のノートPCは少ないこと
RZ8の生産性と損益分岐点
今回購入したRZ8は、約20万円でした。
購入した理由は主に移動時間を有効活用するためなので、その観点で生産性を計算してみます。
今は静岡に住んでおり、仕事やプライベート、JSUG勉強会などで最低でも月2回は東京へ行っています。
1時間の価値はとりあえず、新幹線の特急料金相場よりちょっと高めで適当に換算。
- 新幹線の移動時間:2時間/往復
- 新幹線での移動回数:2往復/月
- 時給(1時間の価値):2,000円
この条件だと1ヶ月あたり4時間で8,000円、1年で96,000円になります。
実際には1ヶ月に2往復以上しますし、スキマ時間にカフェで作業もできるので、1年当たり10万円以上。
3年は使うことを想定していましたが、2年もあれば元が取れそうです。
この計算だと、Panasonic Storeのプレミアムモデルでも全然いけそうですね…。
あとは新幹線の代わりに高速バスや在来線などを活用し、その移動時間に活用すれば更に投資回収が早くなりそうです。
所感
Let’snoteを使うのは学生以来でしたが、着実な進化を感じられました。
元々Let’snoteの使い心地は気に入っていましたが、今でもよく手に馴染むツールだと感じました。
一時期はタブレットPCを使ってみたものの、やはりアウトプットはノートPCでないとダメですね。
最近はスマホでなんとかしていましたが、生産性を計算したらさっさと買うべきでした。
今後は移動時間も有効活用してアウトプットを増やしていこうと思います。